2022年のF1ドライバーズラインナップを考える
こんにちは、hariiです!
F1もまだ2021シーズンが始まってまだ5戦。
今ごろから来年のドライバー市場を考えるのは早計かもしれません。
しかし、来年はレギュレーションが大きく変わることもあって、ドライバーのチーム移籍が活発化する可能性があります。
そこで数回にわたって、来季のドライバーズラインナップがどうなるか考えていきたいと思います。
第1回は、来季を取り巻く状況から。それでは、いってみましょう〜!
移籍はリスク?
ドライバーの移籍が活性化すると言った矢先ではありますが、一方で今季の状況を見ていると、チーム移籍は大きなリスクとも映ります。
今季、他チームから移籍あるいは復帰したドライバーたちは、軒並みマシンへの適合に苦しんでいる感がありますよね。予選前に行われるフリー走行の時間が60分に短縮されたことがその大きな要因とされていますが、22年以降もこのルールが継続されるとすれば、来季以降も移籍組がマシンへの理解を深めるのに時間がかかると予想されます。
このことは、特にベテランドライバーにとって移籍を控える大きな理由となるのではないでしょうか。
今年で契約が切れるドライバーは...?
さて、2021年末で契約切れとされるドライバーは以下の通りです。
ピエール・ガスリー (アルファタウリ)
角田裕毅 (アルファタウリ)
エステバン・オコン (アルピーヌ)
アントニオ・ジョビナッツィ (アルファロメオ)
ジョージ・ラッセル (ウィリアムズ)
ニコラス・ラティフィ (ウィリアムズ)
2021年末で契約切れとなるドライバーたち(1)
2021年末で契約切れとなるドライバーたち(2)
2022年から大きなレギュレーション変更が施されることもあって、2021年末までの契約となっているドライバーは結構たくさんいるんですね。
ただ、このなかでも角田、ジョビナッツィ、ラティフィに関しては、残留の可能性が高いと思います。
角田はまだルーキーとしてF1ドライバーになったばかり。チーム代表のフランツ・トストは2、3年かけて育てていきたいと考えているはずです。もちろん今後の成績次第とはなりますが、たった1年で見切りをつける可能性は低いでしょう。
ジョビナッツィは2019年の加入から少しずつ、確実に成長を遂げている選手。今季はライコネンを凌ぐ結果を出すことが増えており、チームからも信頼を寄せられている様子です。ライコネンの引退もそう遠くはないでしょうから、チームとしてはジョビナッツィには残ってほしいのではないでしょうか。
ラティフィは、成績面では僚友ラッセルに見劣りするシーズンが続いています。しかし、ウィリアムズは父ラティフィから大きな経済的支援を得ています。そういった意味でもラティフィとの契約は来季以降も続く可能性が高いと思います。
したがって、以上の3名は来季以降もグリッド上でその姿を見ることができると思います。
逆に、残る7名のドライバーたちには移籍 (あるいは引退) の可能性があるということになります。
いかがだったでしょうか?
次回からは、チーム毎に来季以降のドライバーズラインナップを検討していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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